文化祭の準備のワクワクが気持ちを高まらせました
僕と彼女の出会いは、高校の文化祭でした。
同学年でしたが、僕が1組で彼女は7組と離れていた為、教室の階も違うので文化祭まで彼女の存在は知らなかったのです。
それが高校2年の文化祭で、1組と7組が合同でお店を出すことになり、彼女と出会いました。
組から一人づつ材料購入担当として僕と彼女が選ばれ、二人でスーパーに買い出しに行ったのですが、平日の昼間にスーパーに二人で行くのは、授業を抜け出しているようでワクワク感がありとても新鮮でした。
買い出しに一緒に行った事がきっかけで会話をするようになり、廊下ですれ違った時には挨拶をし合うようになりました。だんだん距離が縮まっていくのが分かり、文化祭の準備の時間が僕にとってなによりも大切なひとときになっていたのです。
そして、文化祭の前夜祭で彼女に告白をしました。答えはOKでそれから付き合うようになりました。僕にとって初めての彼女だったので、天にも昇る気持ちでした。
彼女とは離れた県の別々の大学へ進学が決まり、卒業まで付き合いました。僕にとっては、忘れられない大切な思い出です。