恋は苦く恐ろしく固いチョコの味

053012

バレンタインの日、好きな人に手作りチョコをあげたいと思い、頑張って早起きしてチョコレートを作りました。

学校ですごく仲が良いという相手ではなく、最近メールのやり取りをするようになった同級生に恋愛感情を抱いていた私は、人生で初めてトリュフチョコレートを作ったのです。

朝が苦手なのにも関わらず頑張って早起きし、作り始めたチョコレート。

もともとトロいタイプだったのでなかなか手際良く作ることが出来ませんでした。結局、朝ギリギリで作り終えて大慌てで、一番大切な味見をせずに学校に出掛けました。

可愛くラッピングしたチョコレートを持って彼にところへと向かい、チョコレートを渡すと、彼は少し照れくさそうにありがとうと言ってくれました。

その日はハッピーな気持ちで、1日を過ごせるはずでした。その日の帰り道、携帯の画面を開いてメールをチェックすると、そこには彼の名前がありました。

ドキドキしながら急いでメールを開いてみると、そこには一言「固かった」と素直な意見が...

急いで帰って朝に作ったチョコレートを食べてみると、まさかのガリッという音と、恐ろしい歯ごたえを感じました。原因は一体何なのか、最後まで分からなかったけど本当に固かったです。

味はとっても甘いチョコなのに、なんだか苦い気持ちになりました。それっきり恥ずかしくて告白もせずに、その人への片想いは一方通行のまま終わってしまったのでした。

あの時、味見をしていたらまた違った結末になったのかなと少し後悔しています。

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